書評

【起業家の書評】人生うまくいく人の感情リセット術(樺沢紫苑)

投稿日:

 

精神科医 樺沢紫苑先生の、
「人生うまくいく人の感情リセット術」
の書評です。

 

この本を読んだ理由

新しい事業を起こそうとする起業家は、
当然ですが、かなりの反対意見も受けます。
ありがたいアドバイスだけではなく厳しい逆風にもさらされる中、
日々感情をリセットして、淡々と仕事をこなしていくことが、
起業家には求められると考えています。

というより、起業家は逆風・失敗などなどに一喜一憂していると、
仕事が前に進みません
起業家が仕事の手を止めてしまえば、
その事業は終わったようなもの。

そうならないために、
樺沢紫苑先生の「感情リセット」を
参考にしたいと思います。

 

私が良かったと思う感情リセット術5つ

この本には、
感情リセットのための考え方・行動が数十パターンのっていますが、
その中から、私が良かったなと思うものを紹介します。

 

苦しさにフォーカスするせいで、楽しいことを見失っていることに気づく

なにかとっても苦しかったことや嫌なことがあった日、
その日にあった他の良いことをすべて忘れて、
「今日は最悪な日だった!!」
という気持ちで、1日を終えてしまいがち。

その時、その苦しかった事が大きければ大きいほど、
それ以外の良かったこと・楽しかったことをすべて見失ってしまう。

あたかも、自分の人生は今100%苦しさのみで構成されているように感じてしまいますが、
細かく思い出していくと、
良いこと・楽しかったこと・楽しみなことも多々見つけることができ、
苦しさ100%ではないことに、気づくことができます。

このように気づくことができれば、
苦しさのみに支配されている状態から抜け出すことができます。

苦しい時ほど、
「でも良いこともあったし、これからもある!」
と言い聞かせることが大切ですね。

「本当に良いことは何もなかったのか?」を自問することや、
今の気分を数字に表し、
それを毎日継続することで、
自分の気分の上下に自分で気づくことも有効だと、
解説されています。

 

今ここにだけフォーカスするサバイバル術で感情リセット

樺沢先生の知人が、東日本大震災の際に心配事をあれこれ口にした際に、
隣の元米国軍人が「先のことは考えるな!」と言ったというエピソードが紹介されています。

今考えても仕方のない心配事を考えて、行動を起こして
エネルギーを浪費するのではなく、
今この瞬間にすべきことだけにフォーカスすることで、
感情をリセットする。

考えても仕方の無い問題に対しても、
不安なのであれこれしたくなるし、焦る。
その気持をぐっと抑えて、
今この瞬間だけにフォーカスすることで、
手を止めない。

とても参考になります。

 

失敗という言葉を経験に置き換える感情リセット術

失敗と考えず、経験と考える。
結局解釈次第なのだから、まわりが失敗したと思っていても、
自分は経験を詰めたと思っておけば良い、ということ。

起業家は、他の人から見れば失敗に見えることを、
無数に行ってると思います。
そこで、いちいち失敗したと考えずに、
一つの経験を詰めた、場数にできたと思えば、
「失敗しちゃった」という気持ちは少なくなり、
とても楽になりますね。

そうやってどんどん前に進むことが、
起業家には必須ですからね。

 

睡眠にこだわり、感情リセットをする

睡眠を量・質ともに高めることが、
感情リセットに有効であることを、
ページ数を割いて解説されています。

樺沢先生は、他の書籍やYoutube動画でも睡眠の大切さを解説されていますが、
やはり本書からも睡眠を大切に思うことがよく分かりますね。

  • 7時間半から8時間の睡眠をしっかりと取ること、
  • 寝る前にしっかり休養すること
  • 寝る前には照明を落とすこと

など、具体的なアドバイスが書かれています。

私は、睡眠不足をすると見事にパフォーマンスが落ちるタイプの人間なのですが、
それでも、睡眠時間が6時間を切ってしまう日があります。
体調管理と、仕事のパフォーマンスと、感情のために、
もっと睡眠時間を死守しないといけないなと思いましたね。

 

3行ポジティブ日術で感情リセット

樺沢先生の書籍「アウトプット大全」でも、3行ポジティブ日記について、
書かれていました。
そちらの書評も書いたので、
詳しくは下記リンクを参照ください。

 【起業家の書評】学びを結果に変えるアウトプット大全(樺沢紫苑)

 

1日の終わりに、その日あった良かったこと・楽しかったことを日記に書き、
1日を振り返る方法です。
必ずポジティブなことを書くので、
良い1日だったような気分で、寝ることができます

 

まとめ

考え方や気持ちの持ち方だったり、
ほんの少しの時間で実践できることで、
感情はリセットできるんですね。

しっかり寝ようとか、当たり前のことのように聞こえますが、
振り返ってみると、出来ていないですね。
感情リセット術で紹介されている方法は、
無茶な方法はなに一つありません。
できるものから少しずつ試していって、
少しでも自分の生活が良くなれば良いんじゃないかなと、思います。

 

-書評

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

【起業家の書評】バカとつき合うな(堀江貴文, 西野亮廣)

  堀江貴文さん、西野亮廣さんの著書 『バカとつき合うな』 の書評です。 バカとはどういう人達か みんなと同じことをしなさいという人 我慢することを強要する人 無根拠に勘でブレーキを踏む人 …

no image

【起業家の書評】学びを結果に変えるアウトプット大全(樺沢紫苑)

  ベストセラーとして話題ですね。本屋にも、山積みされてました。 樺沢紫苑先生の本は、具体的なアクションの提案が多く、仕事・私生活などすべての面でとっても参考になります。 数年前から樺沢先生の本を読み …

no image

【起業家の書評】極上の孤独(下重 暁子)

  極上の孤独 (幻冬舎新書)  の書評です。 岡田斗司夫さんが、何かの動画でこの本を紹介していて、 タイトルにとても興味を惹かれたので、読んでみました。   心に刺さっ …

【起業家の書評】多動力(堀江貴文)の感想。これからの起業家に必要なのは多動力だ!

私の書評は、 この本の中で、起業家の行動として参考になるポイントはどこか? という視点で書いています。 この本を読んだ理由 堀江さんは、インターネットで次々と新しい事業のアイデアを発信したり、斬新なこ …

no image

【起業家の書評】神・時間術(樺沢紫苑)

  樺沢紫苑先生の書籍 『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術 単行本(ソフトカバー)』 の書評です。   この本に書かれていることは、私の糧になっています。 私がこの …