起業家のひとりごと

起業に失敗したら?テック系ベンチャー起業の本当のリスクとは。

投稿日:

あなたが、
「ベンチャーを起業しちゃいなよ!」
と、誰かから言われた時、
それを断る理由で一番口にしやすいのが、
「いや、だって失敗したら・・・」
「そんなにリスク取れないよ・・・」
っていう返事ではないでしょうか。

よく耳にするのが
「一家で路頭に迷いたくないよ・・・」
というもの。

近頃の起業で、
失敗したときに創業者が大きな借金を背負ってしまうケースは、
稀です。
っていうか、そうならないようにします。

おそらく、
あなたの頭の中にある「起業のリスク」は、
かなり偏ったイメージなんじゃないでしょうか。

私は、
このご時世に起業する場合、
もっと別のリスクが存在すると考えています。

ここで私が述べるベンチャーの業態は、
大学等の高度な研究機関から特許・ノウハウのライセンスや譲渡を受け、
ベンチャーキャピタルから資金調達し、
エグジットを目指すような会社です。

こういう技術初のベンチャーは、
テクノロジーオリエンテッドなベンチャーということで、
テック系ベンチャーなんていう風に言われもします。

 

一般的に、リスクとして見られるのは何か?

 

失敗した際に、仕事がなくなること

新しい事業を起こすためにベンチャーを起業して、
失敗したら、その仕事はなくなりますね。
会社は倒産、自分の仕事はなくなります。
当然ですね。
そのため、失敗した時のリスクとして、
一時的にでも仕事がなくなるということは考えられます。

でも、起業して最前線で奮闘した経験をもつ人を、
周りの人が放って置くでしょうか?
きっとまたおもしろい仕事のお誘いが来ると思いますよ。
とある会社の社長が、
「彼、事業に失敗したらしいから、彼に声を掛けよう。
失敗した今なら、底値で買えるからねっ!!」
なんて言って、リクルートしてました。

 

失敗した時に、借金を背負うこと

失敗した時の、多額の借金。
これが、「ベンチャー失敗したら大変」というイメージの根底ではないでしょうか?

ベンチャーを起業して、惜しくも失敗に終わった場合、
社長や幹部が多額の借金を背負わないといけないかというと、
そうではありません。
というより、そうならないように工夫します。
ベンチャーは、自社の株式と引き換えに資金を調達する
投資という方法を取るので、
ベンチャー起業が失敗した場合、
株式が紙切れになるだけで、
借金を背負うわけではありません。
融資でお金を借りた場合には、返済しないといけませんが、
このあたりは社長が上手に交渉して、
倒産時に借金を背負わないように工夫します。
株式の発行や資金調達などで会社をやりくりすることを、
資本政策と呼びますが、
資本政策に良いアドバイスをくれる人も日本で増えてきていますので、
アドバイスを受けつつやれば、巨額の借金を背負うという事態にはならないでしょう。

 

失敗したら、失敗した奴というレッテルを貼られること

ご安心ください、失敗した奴という見方をするのは、日本の一部の人たちだけです!
もともと大企業の社風に、失敗したらそれで終わりという社風があるように感じますが、
日本のベンチャー界隈では、
積極的にチャレンジした上での失敗は、ポジティブに捉えれれます。
「1回目の起業なんて失敗するんだから、さっさと始めちゃえよ」
という事さえ聞きますよ。

シリコンバレーでは、
ベンチャーキャピタルから投資を受ける時に、
1回目の起業よりも2回目のほうが、
「失敗から学んでいるだろう」ということで、
投資を受けやすいんだとか。
すばらしい文化ですね。

 

一般的なリスクのまとめ

起業に失敗して仕事を一時的に失っても、また次の仕事はある
多額の借金を背負う可能性は低い
失敗しても、再チャレンジできる

つまり、今の世の中でベンチャーを起こすことのリスクって、
実はイメージよりもとっても小さいんです!

 

私がリスクと感じているものは何があるか?

では、ここからは私が実際に感じているリスクについて、
紹介していきます。

 

交際相手が逃げる・プロポーズの成功確率が下がる

おおっ、
いきなり私生活の話かよ・・・
と驚かれたらすみません。

でもね。

「近々、ベンチャーを起業したいんだ」
といったことを口に出すと、
交際相手や、イイカンジの女性に、
一斉に逃げられる可能性が、ぐーーんとアップ!(笑)
身に沁みて感じました。

ほんと、これが昨今の日本で、
最もベンチャー起業を妨害する
実害なのでは?と思ったり。(笑)

大企業に就職して、先に結婚しちゃってから、
妻に頭下げまくりながら起業するほうが正しいルートかもしれない・・・。

このトピックだけでも多数のブログ記事になりそうですね。

やはり、起業することに理解のある人生の伴侶を探すことは、
カンタンではないです。

 

親の反対が起業を妨害する

ベンチャーを起業することを、
可能なら親に相談しないほうが、
良いんじゃないでしょうか。
ほとんどの確率で反対されます。
「一家で路頭に迷うの嫌よ!!」
「あなたは立派な会社に勤めてるじゃない!!」
みたいな。
せっかく帰省してのんびりしたかったのに、
説得・説明・火消しだけで休暇を使うことになります。(笑)

親に相談した結果、
あきらめてしまう人もたくさんいます。

創業して社長になってしまってから、
「あ、そういえば社長になったんだー☆」
くらいで報告するのが、
良いでしょう。

 

住む場所を自由に選ぶことができない

やはり、ベンチャーはスピードが命なので、
仕事をスピーディーにすすめられる場所に住むことは、
必須だと考えます。
地元愛が強く、離れたくない人にとっては、
ちょっとキツイかもですね。

 

 私がリスクと感じているもの、まとめ

私が起業することのリスクとして感じていることは、
実はこの程度です。

もはやノーリスクなんじゃないかなとさえ思います。

 

ベンチャーを起業するために必要なマインド

頭で、合理的にリスクを見積もったとして、
実際にベンチャーを起業するには、
心理的なハードルも超えないといけないと思います。

仕事は仕事、プライベートはプライベートといった感覚というより、
オンもオフもなく、人生トータルとして
自分の生き方の選択をする勇気や、
まわりの友人たちと違うことをする勇気が、
必要なんだろうなと思います。

私の場合は、勇気というより諦めです。
いろんなものに、適応できなかったので。

ベンチャー起業したい!!って人が増えて、
刺激を与え合う人が増えてくれると、
いいなと思います。

 

 

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  1. […] ときのリスクなどについては、こちらに書きました。起業に失敗したら?テック系ベンチャー起業の本当のリスクとは。 […]

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テクノロジーオリエンテッドなベンチャー起業をたくらむ30歳の男です。
薬学卒業後、大企業での医療・ヘルスケアのR&Dを経て、現在は某大学でベンチャー・事業化支援の仕事をしています。
起業家の視点で、書評・仕事術・英語の勉強などについて書いています。

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